こだわり

取扱い商品を決める際のこだわり

私たちは『土に還る家』の素材を販売しております。

☆水・空気・土を汚さない材料を使用し、住む人の健康はもちろん地球環境を守ります。
☆国産材を使用することで山や森に人の手が入り、産地の環境を守ります。
☆自然素材の特性を生かし、風土に合った工法で建物と室内環境を守ります。
環境廃棄物をリサイクル利用
廃棄処分しても安心
土中で分解、償却時の有害ガス減少
健康シックハウス症候群の
原因となる有害化学物質を
ほとんど含まず安全。
快適やわらかで美しい質感
温かみのある空間
呼吸する建材
吸放湿性のある素材で、室内の
温度・湿度環境を緩やかに調整

素材工房の建材選び

素材工房は、「身体と心を癒せる住宅」・「国産材を使用することで山を守る」ことなどをテーマに、安全・エコな建材の提供と選定をしています。

安全な素材にこだわり、独自に研究・開発を行い、化学物質を極限まで使わない健康住宅を提供。

良い物だけの足し算型設計

私たちは、有害な化学物質を使わない建材の開発に始まり、それら自然素材を生かした”地球と循環する”建築工法の確立に、長年にわたって取り組んできました。

自然からいただく「良いものだけ」を利用すれば、自ずと地球環境に負荷をかけないばかりでなく、住む人がより幸せになれる住宅となる―この理念をもとに技術的にも高い地点にまで到達できたと自負しております。
化学物質汚染や地球環境問題など、今、人々は自然との関係のひずみから生じるさまざまな問題に直面しています。

近年話題のシックハウス症候群もその一つです。

住宅を原因とする健康被害(シックハウス)が大きな問題となると同時に、ホルムアルデヒドを始めとする有害な住宅建材への関心も高まり、いわゆる「健康住宅」をキャッチフレーズにした住宅も増えております。 しかし、本来住む人の健康は、住宅が抱える大きな環境問題の中で考えなければいけません。
住宅に使われる素材や、さまざまな化学物質、エネルギー、廃棄物、排水など、住宅自体が環境への悪影響をもたらしていることを抜きに、健康住宅はありえないといえます。

いわば住まいを取り巻く環境が健康になって初めて、健康住宅も可能になるのです。
私たちの創る「自然住宅」では、自然素材を吟味して使用する事により、エコロジカルな住環境づくりを追求しています。

安全な住まいと環境を手に入れたい、出来るところから環境に配慮した生活をしたい・・・という方々に向けて提供する、生命環境を育む家づくりです。

初めてのお取引となるお客様

素材工房は「身体と心を癒せる住宅」をテーマに安全な建材の提供と選定をいたします。

素材工房の建材とは

● 妥協せず、健康、環境への配慮に徹底してこだわった素材をご提供します。
● 化学物質を可能な限り排除した建材を取り扱っています。ほとんどのものが焼却、廃棄しても安全です。
● 特定の品目にとどまらず。家造りに関わるほとんどの素材をトータルでご提供いたします。
● 防腐剤、防虫剤処理をしていない建材が主です。乾燥しやすい構造とするなどして永く住める家造りにご利用ください。

なぜ建材の安全性にこだわるのか

● 化学物質を多く含んだ建材を使用した住宅の室内は、外気よりもはるかに汚染濃度が高いという状況が確認されています。
● 「シックハウス症候群」や各種のアレルギー発生要因の一つが、この室内空気の汚染と言われています。
● 数多くのエコ建材と言われる商品が市場に出ていますが、製品によってその安全の基準が大きく異なっています。選ぶ側が判断、選別しなければならない時代になってきました。

自然素材選定の提案

● 素材工房は10年以上、安全な家造りのための素材の開発を続けており、確かな実績によりお客様からの信頼を得てまいりました。
● 素材工房は建材の販売とともに、これまでの実績に基づいた
 安全な家造りに関わる材料選定のノウハウをトータルでご提案いたします。

工務店・設計事務所の方へ

㈱素材工房は、化学物質汚染のない安心できる暮らしを実現できるように、最大限自然素材や無機素材を組み合わせ作り込んでおります。

化学合成樹脂不使用の塗り壁材

『貝てき漆くい』
 北海道では、養殖されているホタテの貝殻が年間約17万トンも産出されます。これは産業廃棄物の扱いになります。
 貝殻は良質の石灰なので化学合成樹脂などではなく、プラスイオン化された無機素材などを混ぜて固化させることに成功しました。無機素材だけで塗れる壁材ができたのです。
 一般的には、樹脂などで固めたり、接着剤の成分で下地処理(シーラー処理)を行う漆喰や珪藻土の壁材が多く見受けられますが、それらの建材とは全く異なり、安全な製品となっております。
 さらに現在では、ホタテの貝殻を主原料としたローラーで塗れる無機素材の壁材も開発中です。

可能な限り化学合成物を排除した壁紙

和紙や布、ケナフでつくられている壁紙は、一般的には安全とされておりますが、現在流通している自然素材系の壁紙のほとんどが、機械で台紙に貼り付けを行う加工工程で有害な化学合成接着剤を使用してしまっているのが現状です。
 さらに、表面に汚れ防止のためのコーティングを施す際も、発がん性のある有害化学合成樹脂を使用してしまっていることがほとんどです。
 弊社では、加工工程において独自に配合したでんぷんを使用したり、カラー製品に使用する染料もベビー服に使用されるような揮発性のほとんどない安全なものを採用するなど、有害な化学合成品を使用しないことに努めております。

日本の気候に合わせた自然塗料

『快適塗料』には、アマニ油や松ヤニなどを主原料として使用しており、染料には、弁柄や群青など化粧品にも使用されるものを使用、溶剤には、柑橘類を原料とするリ モネン油、植物を原料とするガムテレピン油、誤って飲み込んでも人体にほとんど影響なくそのまま排出されるイソパラフィンなどを使用しております。

 海外の塗料は、湿度が低い場所では酸化共重合(乾いて固まる事。)しやすくなっていますが、湿度が高い日本では、塗膜表面の水分が酸化共重合を阻害し、なかなか乾かない事が多いようです。いつまでも油臭いのはそのせいです。
 弊社は、日本の高温多湿の気候に合うように水分と親和性の良い材料を選んでいます。

環境と健康に配慮した2種類の断熱材

断熱材は、ウール(羊毛)タイプの『ウールブレス』とポリエステルタイプの『パーフェクトバリア』の二つをご用意しております。

 ウールタイプの断熱材は、住宅の長寿命に大きく関係する壁内の結露防止に大きく寄与し、耐久性の面でも数百年長持ちすると言われております。その他、ホルムアルデヒド等を吸着、撥水性・速乾性、難燃性もウールの特徴です。
 さらに、ウールの断熱材に使用している防虫成分は、有害物質が揮発してくることのない無機化合物であるホウ素が原料となっております。ホウ素は、腎臓をもっている哺乳類にはほとんど害がなく、腎臓をもたない昆虫類やカビ、雑菌に効果を発揮します。
 また、ホウ素を原料とした防虫剤や防蟻剤も取扱っております。

 ポリエステルタイプの断熱材は、成形の過程で一切の接着剤を使用していないので、有害化学物質が揮発してくる心配がなくご利用いただけます。
 また、ポリエステルは、飲料用のペットボトルにも使用されている安全なものであり、虫害や腐敗の心配がないので薬物を使用しておりません。さらに、完全燃焼すれば、水と炭酸ガスになり有毒ガス発生の心配もありません。

化学薬品処理を一切使用していない木材

木材は、国産材といっていてもその多くは防カビ・防虫・防腐処理を施されているのがほとんどで、産地まで赴くか、担当者によく確認をとらなければ、薬品処理がなされた木材が運ばれてくることになります。
 ㈱素材工房で取扱っている『くんえん乾燥木材』は、産地に赴き、工場を視察し、時には原木の伐採時に立ち会うこともしております。
 将来的には、どこの山で伐採された木材なのかを追跡できるトレーサビリティの導入も視野に入れております。
以上のように、㈱素材工房では、あらゆる製品について、現状可能な限り安全性の高い素材を選び抜き、安全な製造方法を採用しております。どうぞ、安心してご使用下さいますようお願い申し上げます。