ドロプラクリーム~外にも内にも使える!自然素材の無機塗料~
マグネシウムを多く含む白雲石を焼成・消化したドロマイトプラスターを主原料にした壁材です。
漆喰に似ており、合成樹脂等の化学物質を一切含まないクリーム状のしっくい系の天然塗料です。
内壁だけでなく、外壁にもご使用になれます。
【特徴】
●使い方が簡単
ペンキ塗りのように素人でも手軽に塗れます。
また、リフォームなどでも塗り替えが簡単です。
●安全性
自然素材から作られており合成樹脂や有害化学物質を使用しておりませんので、VOC(揮発性有機化合物)によるシックハウスの心配がありません。
アトピー、ぜんそく、アレルギーの方にも安心してご利用いただけます。
通常の取扱いに於いてシックハウス対策規制建材の告示対象外製品です。
● 多彩な仕上げが可能
骨材の配合や道具の使い方で、さまざまな仕上げが可能です。
ローラー塗りコテ塗り、磨き仕上げ、アートペイント技法による色模様付けも可能です。
【施工条件】
●気温が5℃以下、または凍結の恐れのある場所では施工しないでください。
●急激な乾燥は施工不良の原因となりますので、極端な乾燥・高温条件での施工は避けてください。
●過度の通風や湿度も色ムラやクラックの原因となる場合があります。
●施工マニュアルを必ずお読みください。
【適応下地】
石膏ボード、繊維クロス、ビニールクロス、クロス下紙、繊維壁、セメント、モルタル、コンクリート類
※下地の汚れがひどい場合、アクが浮いて来たり、剥がれてきてしまう可能性がございます。※下地の表面処理によって剥がれてきてしまう場合がございますので、必ず目立たないところで試塗を行って下さい。
【保管方法】
●購入後1年以内にご使用ください。
●開缶後は、できるだけ早くご使用ください。
●お子様の手の届かないところに保管してください。
●気温が5℃以下、または凍結の恐れがある場所では保管しないで下さい。
【注意点】
●アルカリ性の材料ですので、水分を含んだ状態で木材などに付着すると反応して変色させます。変色してしまった場合は、クエン酸を水に溶かしたものやお酢など酸性のもので拭いて下さい。完全には消えませんが、かなり目立たなくなります。乾いた状態で木材などに付着した場合は、ホウキや掃除機などで除去して下さい。
●ドロプラシリーズは、ドロマイトプラスターを主成分とする強アルカリ性物質です。
●眼に入ると激しく刺激、炎症を起こすことがあります。
●また、長時間皮膚と接触した場合、あるいは体質によっては短時間接触しただけでも発疹やかぶれ等の症状をおこす場合があります。
●危険防止のため、ビニール袋またはゴム製手袋、安全ゴーグルを着用してください。
●粉じんや飛沫の発生する可能性のある場合は、マスクを装着してください。
【対処法】
●皮膚に付着した場合
微温湯で十分洗い、スキンクリームを塗ってください。
●眼に入った場合
こすらず流水で十分洗い、医師の治療を受けてください。
●誤飲した場合
多量の水で十分うがいをし、医師の治療を受けてください。(健康食品として使用されるドロマイトは、ごく少量です。)ドロプラシリーズは、食用・薬用ではございません。
●吸入した場合
多量の水で十分にうがいをしてください。多量の場合は、直ちに医師の治療を受けてください。
【その他】
●ローラー仕上げの場合、基本的に 2回塗りです。 2回目はある程度乾いてから塗ってください。下地によっては 3回塗りが必要な場合がございます。
また、仕上がりの厚みがでないため下地の凹凸を拾い易く、下地を平滑に処理していないとその部分が目立ってしまう可能性がございます。石膏ボードの目地処理部分などは特に注意して処理を行って下さい。
● 自然素材なので多少の色ムラがでます。
● 調合したてを出荷しております。品質確保のため返品はご遠慮下さい。
ベージュ(黄べんがら)
ピンク(紅べんがら)
オフホワイト(うす桜)
●コテのパターン付けで様々な表情が可能な左官塗り壁材です。
※写真の色やパターンは実物とは異なることがございます。ご了承下さい。
◇練り方
① 少量の水を容器に入れます。
②添付の麻スサをほぐし、かき混ぜながら少しづつ水に加えてバラバラにします。
③ 水を容器に加え、基準水量の約80%とします。
④ 製品をほぼ同じ重量で混ぜ、ママコ(小さなかたまり)ができないように、ミキサーで充分に練ってください。
⑤ 残りの水を徐々に加えて攪拌しながら、塗り付けやすい硬さに調整してください。水を入れすぎるとタレて施工しづらくなります。
⑥ 練って一日寝かすと、作業性が向上します。
※袋には各材料をミキシングして詰めてあります。保管中や配送中に偏りがでる事が考えられますので
必ず1袋の中身は一度に全部混ぜ合わせて下さい。(何回かに小分けして錬らないで下さい。)
※錬った材料は、空気に触れないよう密閉して保管してください。 3~5日間程度保管できます。
※寝かした材料は、必ず一度攪拌してから使用して下さい。
※錬った材料を保管する場合は空気に触れないよう密閉してください。
※ 基準水量はあくまでも目安ですので、徐々に水を混ぜてご自身の塗りやすい硬さに調節して下さい
※ 貝てき漆くいは強アルカリです。撹拌の際には必ずゴム手袋、マスク、メガネを着用して下さい。
◇施工方法
①養生
『貝てき漆くい』は強アルカリ性のため、木部に付着すると変色の恐れがあります。チリ廻り、木部は養生を行って下さい。
②下地処理
ボードの継ぎ目には割れを防ぐためファイバーテープなどを張り、スーパーガニックS(目地用)などの無機系の目地処理材にて目地処理をして下さい。
下地の凹凸が大きいと仕上の表面に現れますので、ボードの継ぎ目は丁寧に目地処理を施してください。
目地処理が完了しましたら、石膏ボードにスーパーガニックS(下地用)を全面に施工して下さい。施工面全体を荒らすように極薄く塗って下地処理してください。
スーパーガニックSの施工方法の詳細は、スーパーガニックS(目地用/下地用)の施工要領を参照下さい。
【リフォーム等で既存のクロスに施工する場合の下地処理】
施工する面のクロスが汚れていると汚れが表面に浮き出てくることがございます。施工する面をよく掃除をしてから施工してください。
クロスの縦横に15~20㎝間隔でテンレスタッカーを打ち込み、クロスが剥がれてこないように補強をしてください。クロスの端や繋ぎ目などの剥がれ易い部分には、追加でステンレスタッカーを打ち込んでしっかりと補強してください。
ステンレスタッカーでの補強が終わりましたら、スーパーガニックS(下地用)にて施工面全体を荒らすように極薄く塗って下地処理をしてください。
凹凸がある場所やクロスが破れたりして破損している場所は、スーパーガニックS(下地用)で凹凸をできるだけ平滑にしてから施工してください。
③コテ塗りの施工要領
● 練った材料をコテで円を描くように塗り付けてください。
●固化が始まるまでの間、下地にくいつくようにコテできちんと押さえて下さい。ふわっと乗せただけでは、下地と材料の間に空間ができてしまい剥がれのもとになります。
● 一度に3ミリ以上厚く塗ると、ムラや割れの原因になります。
● 同一面を2日間で分けて施工する等、面の中に塗り継ぎをつくらないで下さい。色違いの原因になります。
● 施工面は濡れた状態ですとグレー色に近く、乾燥すると白くなります。
●貝てき漆くいは調湿機能の高い材料ですが、乾燥しにくい場所へ施工した場合は湿気を含んだままになり、カビやコケが発生しやすくなります。浴室や外装への施工は避けて下さい。
④コテパターンの施工要領
●貝てき漆くいの塗り表面に表情をつけたい場合、仕上のタイミングは冬の時期は2時間、夏の時期は30分くらいで材料の締り具合を見ながら仕上に取り掛かって下さい。
● 左官の施工後は、室内にかなりの湿気が放出されます。壁が乾燥するまで換気を十分行って下さい。
● 気温が5℃以下で凍害の恐れがある場合は、施工を避けて下さい。
● 貝てき漆くいは、通常の取扱いに於いてシックハウス対策規制建材の告示対象外製品です。有害化学物質などの添加物は入れないようお願いします。
● 下地処理をせず、プラスターボードにそのまま施工を行なってしまった場合やスーパーガニックS以外での下処理をした場合、剥離の恐れがあります。プラスターボードに施工する場合は、必ずスーパーガニックSでの目地・下地処理を行って下さい。
◇その他注意点
●下地の割れは仕上げのクラックの元となりますので下地施工の際には十分にご注意お願い致します。
●下地に状態が悪いと施工できない場合がございます。
●着色をご希望の場合は、現場で色粉をご用意下さい。色粉は無機系の染料の使用をおすすめ致します。
●製造には細心の注意をはらっておりますが、自然素材を主成分に使用している関係上、色むら、黒点、クラック、ロットによる色の違いなどが出てくる場合がございますが、製品の性能や健康に悪影響があるものではございません。